睡眠薬は精神科に依存させる一番の道具

精神科に通った場合、十中八九飲まされるのが、睡眠薬。これは睡眠に全く問題がなくても飲めと言われることが多いと思う。しかしこれが一番のワナで、睡眠薬は一個人を精神科に依存させるための一番の道具である。意図的に不眠症患者を作り出して病院に依存させる、という典型パターンに利用される。

具体的に説明する。睡眠に全く問題がない状態で睡眠薬を飲むとどうなるか?最初は寝つきがやたら良くなるだろう。そして毎晩睡眠薬を飲んで寝ていると、当然「寝る前に薬を飲まないと」という意識になる。毎晩睡眠薬を飲んでいるから、気がつくと睡眠薬なしには寝つけない体質になってしまう。元々何の問題もなく寝ついていたのに、いつの間にか睡眠薬がないと眠れない体になってしまう。
そしてしばらくすると、薬を飲んでいると当然耐性がつくから、睡眠薬を飲んでいるのに眠れないようになってしまう。毎晩なかなか寝つけない日々が続くようになる。これを精神科医に相談すると「じゃあ薬の量を増やしましょう」と言い、睡眠薬の量を増やす/強い睡眠薬を出すようになる。
・・・これを数ヶ月数年間繰り返すとどうなるか。当然「いくら薬を飲んでも眠れない体質」になってしまい、不眠症患者の出来上がり、というわけだ。こうなるともはや睡眠薬依存症になり、けれどいくら飲んでも眠れないから、完全な不眠症の状態になり、正式に精神病患者の仲間入りというわけである。

また医者によっては、通常飲む向精神薬に「覚醒作用のある薬」を出して、それと睡眠薬を両方処方するケースもある。覚醒作用のある薬を飲んだら当然頭は冴えてしまう。それと睡眠薬を同時に飲んでも眠れるはずがない。こうして不眠症をどんどん悪化させて、その結果病院に依存させる・・・。これは一部の精神科医が実行する、最も典型的な「意図的に精神病患者を作り出して自分に依存させる」手法である。自分は福岡市博多区千代町のK神経科でこれをやられて大変だった。

もし不眠症を治したい人がいたら、睡眠薬をやめて自然に寝つけるまで待つ、これをずっと続けていれば不眠症は改善する。「不眠で死んだ人間はいない」という言葉があり、人間は限界まで眠くなったら100%必ず眠るように体ができている。だから不眠の場合、最初はなかなか寝つけず長時間起きているだろうが、どうせいつかは眠るので、気にせず起きていればいい。そのうち寝たらまた長時間起きていて、限界まで眠くなったら寝る。これを繰り返す。するとそのうちに、普通に起きていると普通に眠くなるようになるから、そしたら普通に寝ればいい。気がついたら不眠は解消して「適度に朝起きて大体夜に寝る」生活リズムに戻るだろう。
「眠るのは義務ではない」がポイントで、また「生物はいつか必ず眠る」という医学的事実もある。だからあまり気にせずに適当に起きて寝ていたら、そのうち不眠症は治ります。

繰り返すように日本の精神医療は、気に入らない奴を監視して言うことをきかせるのが目的。だから精神科医は「決まった時間に寝て起きないとダメなんだ」とウソをつき睡眠薬を飲めと強制するだろうが、別に夜ふかししたって病気じゃないし寝坊したって病気じゃないし、不眠で死ぬこともないしいつかは必ず眠る。だから精神病を治したいと思っている人はまず、睡眠薬からの脱却こそ第一だ、と強調したい。