①三重構造モデル

二重構造モデルの欠点

「二重構造モデル」という学説がある。これは故・埴原和郎氏が提唱した説で、主に形質人類学的な視点から、日本人のルーツについて考察したものである。彼は日本列島の古人骨の形質を調べ、次のようにまとめた。『古代の日本に、まず東南アジアから(海路で?)中国へ北上してきた南方系モンゴロイドが、朝鮮半島を経由して日本に渡来し「第一層」となり、その後北方系モンゴロイドが朝鮮半島を経由して日本に渡来し「第二層」になった。』…というものである。この説は非常に有名なので検索すればいろいろ出てくるかと思う。
しかし私は、この説は中途半端だと考える。理由は、
①元々日本に住んでいた人々のことを考えていない=「第一層」渡来以前に日本列島に住んでいた人々のことを考慮していない
②神話学や神社神道のことなどを考慮していない
③何らかの作為的な意図が感じられる気がする
といったことである。渡来系の人間たちが日本のマジョリティであるというのは正しいと思うが、それが100%だというのは明らかにおかしいと思う。よって今回、自分なりにこの考え方を補足してみたい。

二重ならぬ三重構造モデル

私は埴原氏の二重構造モデルを補足して考えたが、二重構造ではなく三重構造モデルという方が正確だと思う。
まず日本には、渡来系民族以前に「原日本人」たる原住民がいたはずであり、その人々はアラハバキを祀っていたと思われる。手塚治虫の「火の鳥」でも描かれている通り、元々日本には太陽崇拝・大地母神崇拝のアラハバキを祀る人たちが日本列島全土に住んでいたと思われ、そこではアラハバキを太陽神として崇める風習があり、その都は出雲にあったはずである。もちろん他の原住民もいただろうが、それが「土蜘蛛」だったりする可能性もある。私はこれが「第一層」だったと思う。
そこに、朝鮮を経由して、「第二層」が入ってくる。私はこれが秦氏(を中心とする渡来人)だったと思う。秦氏の詳細に関しては別の機会に譲りたいと思うが、この第二層の秦氏が、新羅仏教を持って九州の宇佐つまり国東半島に渡来してきたはずである。そして宇佐を拠点にして、いわゆる「秦王国」を作る。むしろ「前期秦王国」という感じだろうか。後述するが、秦王国は後に移動するからである。
秦氏は宇佐を拠点にして、南北に伸張していく。まず南だが、九州はもちろんのこと、さらに南の沖縄まで勢力を拡大したと思う。当然この過程では、原日本人であるアラハバキ崇拝の人たちと争いになる。アラハバキ崇拝の人たちは主に北方へ逃れていく。秦氏は沖縄まで征服し、原住民の人たちを征服して奴隷にしたのが、現在まで残る「家人(ヤンチュウ)」だろう。
一方、北へ伸張した秦氏は、まずアラハバキ崇拝の人々の都である出雲を陥落させる。それが、「スサノヲのヤマタノオロチ退治」の原型である。スサノヲは朝鮮と関連があり、渡来人である秦氏の主神であるといって差し支えないからだ。彼らが出雲の原日本人を陥落させた事実が「蛇を退治する神話」として記録されたのであり、出雲国風土記にこの話が載っていないのは、出雲人にとっては不名誉な話だからだろう。出雲を征服すると秦氏は拠点をそちらに移す。そうすると、現在の島根県・鳥取県~広島県・岡山県の一帯の広大な地域が秦氏の拠点になる。それがいわゆる「秦王国」、もっと言えば「後期秦王国」である。
秦氏はさらに勢力を広げていき、やがてアラハバキ崇拝の人々は東北まで逃げ、蝦夷になったと思う。「出雲でズーズー弁が話されている」とよく言われ、松本清張の「砂の器」はそれをモチーフにした作品だが、出雲人が北日本へ移動したからだろう。蝦夷を「毛人」と書くが、「家人」「毛人」ともに「けにん」と読め、同じ人たちだと思われる。意味は「外人」「下人」だろうか。この人たちはアラハバキ崇拝を持っているから、北方に逃げる際、アラハバキ神社を作りながら逃げて行く。秦氏はそれを追いかけて征服していき、征服したアラハバキ神社に自分達の祭神であるスサノヲを祀って行く。そのため東日本ではアラハバキとスサノヲが合祀されているケースが多いのだと思われる。共に「客人神」の性質を持っている。
そして日本を征服した「秦氏を中心とする渡来人たち」は日本の支配層になるが、そこに「第三層」の北方系モンゴロイドが渡来してくる。これが天孫族≒天皇家であり、彼らが渡来した際に秦氏から天孫族に権力の委譲が起こる。それが「国譲り」だろう。
埴原氏の説では、彼らは日本列島の真ん中辺りつまり畿内地方に渡来し、その結果その前の層が南北に分断されたとなっているが、彼はそれを「北端と南端の骨の形質が近似している」ことや「アイヌと沖縄人が外見的に近似している」ことなどを理由に挙げている。私がこの説を補足するというのは、要するに第一層(原日本人)が第二層(秦氏等の渡来人)に征服され南北に追いやられ、その後に第三層(天孫族)が渡来したと考えたいということである。よって南北に追いやられた第一層がアイヌと沖縄人(毛人と家人)であり、彼らが似ているのは当然であろう。

補足

「出雲に鉄器文化があった」と言うが、これはアラハバキ崇拝の人々のものではなく、その後ここを拠点にした秦氏のものだっただろう。「荒神谷」という場所、つまりスサノヲにゆかりのある場所から鉄剣が見つかっていることからもそれは明らかである。
あまり知られていないが、国東半島のある郷土館に「紀元前三世紀の鉄剣」が保存展示されているといわれ、これはC14で測定した結果得られた年代だそうだが、九州大学の研究班が当地の産鉄民か何かに案内されて発見したという話である。どこまで信憑性があるのかはわからないが、事実であれば大変興味深い。国東半島には「東光寺」があり、東光教は被差別民と関連がある。また国東の古い地名には、仏教以外のインドに関連する名称も存在するようである。
有名な話に「他の場所で神無月である時期に出雲だけは神有月である」というのがあるが、出雲に神が集まっていた以上そこが都であったわけで、それが何時なのかは、原日本人時代なのか秦氏時代なのかということである。宇佐八幡宮も古来非常な権力を持っていたし、要するに都の変遷というのはあったはずである。
また国譲りといえばサルタヒコだが、秦氏がそれだと考えると、秦氏はHATAだから、HとSは転訛するのでSATAになり、それに「佐田」大神という漢字を当て、そこから「猿田」彦と漢字の当て字が変わっていったと考えられる。「猿=顔の赤い動物」であるが、猿田彦の外観はいわゆる「天狗」によく似ている。手塚治虫の「火の鳥」にも同様のモチーフが出てくる。天孫族≒天皇家の道案内をしたのならそのファミリーの一員に入っていても不思議ではない。
スサノヲは国津神に分類されるが、もし日本民族が三つの層から成るならば、第一層がアラハバキ・第二層が国津神・第三層が天津神であって、国津神といっても日本古来からの土着の神とは必ずしもいえないだろう。スサノヲが新羅や朝鮮と関連があることは有名だし、原日本人の中にも渡来人の側についた者はいたはずだからである。
アラハバキ崇拝の人々以外にも日本にはいろいろな種類の原住民がいただろうし、その中には秦氏の側についた者もいただろう。そういう連中の子孫がいわゆる「サンカ」になったりしたのではないかとも考えられる。有名な三角寛の報告によると、「サンカの集団は神武東征の際に彼らの配下についた」とか「天孫族は鉄器を所有していたので、まつろわぬ民たちは皆負けてしまった」とかいう伝承も残っているらしい。そういった類の本によると「サンカは自在鉤を持ち、ウメガイという両刀の短刀を所持している」とのことだが、福岡市の大宰府天満宮は「梅が枝餅」が名物で、梅干の種を割ると天神様が入っていて、参道には無数の牛の像がある。そこで祀られているのは大自在天であるが、自在天はシヴァのことである。彼らが短刀を所持しているのは製鉄との関連によるものだという。また国譲りのオオクニヌシは大黒天と同じで、大黒天もシヴァである。
スサノヲとシヴァが対応するという説はよく聞かれるが、スサノヲは言うまでもなく「高天原ファミリーにおける厄介者」であり「高天原ファミリー一の荒くれ者」であるが、もしそんな奴がいたらガードマンにするのが最適だろう。伊勢神宮の宮司の苗字にも「荒」がつき、他にもそういう者は要所要所に存在するようである。
原日本人つまりアラハバキ崇拝の人たちは「アラハバキ=太陽神」として「太陽=男」だと見なしていたと思うが、秦氏・天皇家は太陽を「アマテラス=女神」と見なす。これが「アマテラスは元々男神だった」ということだと思われる。つまり日本においても古代には太陽神は元々男神だったということだ。
日本の古語で「蛇」は「ハハ・カカ・カガ」であり、つまり「女=蛇」であった。「アラハバキ」には幾つかの漢字の当て方があるが、もし「荒蛇斬」であるならば、「荒ぶる蛇を斬った」神であり、「荒」が付くため「荒神」と混同する者がいるが、荒ぶっていたのは蛇でそれを斬ったわけだから、荒神つまりスサノヲとは対立する立場のはずである。

日猶同祖論との関係

私は日猶同祖論に肯定的な考えを持っている。スサノヲはバールと対応・関連すると思うし、天皇家や秦氏もイスラエル12支族との関連があると思っている。これに関しては星の数ほどの人間が相当昔から論じてきて、その中には学問的な権威が伴っている者も存在する。このようなことに正当性を感じていても公言するのを避けている人間は、正当な機関にも少なからずいるはずである。もちろん日本とイスラエルだけの関係であるはずが無く、世界各地にその要素が存在する以上局所的に考えるべきではない。
例えばバールは牛神だが、秦氏の執り行うマダラ(マタラ)祭が牛祭であり、その被る面がサルタヒコであることやスサノヲと同一視されること、またヒルコ神話とモーセの関連など、枚挙に暇が無い。しかしこれらに関しては別の機会に譲りたい。

[2007/08/22]

死んだら直葬でいいよ

最近は葬式をあげないで、火葬場で遺体を燃やして寺に納骨する直葬が流行ってるようだが、俺自身も葬式はあげてほしくない。というかむしろ絶対に葬式は嫌。
日本仏教の葬式は、遺体を燃やす時に「頭に三角巾をつけて白装束を着せて」火葬するが、これはどう考えても「=イカの格好」としか思えない。イカが何を意味するかは再度書かないが。そして燃やした後に燃え残った骨を遺族にわざわざ見せて、箸でその骨を拾わせて骨壷に入れさせるが、これも本当に酷い風習。一体どこに親族の焼死体を直視してその骨を直に拾いたい民族がいるんだろうね?
そして(俺は火葬場に行ったことはないが)それを火葬場の職員が見ているそうだが、その帽章に「五」と書かれてると聞いた。五は五ヶ瀬村や五家荘という平家の村もあるし、サンスクリットでGOは牛のことだし、五芒星はルシファーの象徴だし。
それに戒名だが、これは寺の坊主によってマチマチで適当につける者もいれば金次第で立派なのをつけたりするし、歴史的に問題視される戒名もある。そして「戒名=戒めの名」だがなぜ死んだ後に戒められねばならないのか?「悪い生き方をしたから死後戒められよ」というならそれは「地獄に落ちよ」と同義だと思うんだが。
そもそも日本は性悪説の国で、それは家屋が建っている様子を見れば明白。例えばアメリカ映画を見ると、家屋は広々とした敷地に建っていて隣家との間に塀がない。だが日本は家屋はどこでも密集して建っていて必ず塀で囲まれている。どちらが性善説でどちらが性悪説か考えるまでもない。キリスト教と(日本)仏教の思想の違い云々というより、日本が性悪説の国である最も端的な証左である。
だからその人生の最後で、イカの格好にされて火で焼かれて戒めの名をつけられて、親族が自分の焼死体を見て骨を拾わされる…..というのは絶対イヤだね、俺は。よって直葬でいいしできれば土葬がいい。「土に還す」が何を意味するかは書くまでもない。

さすが手塚先生

手塚治虫は漫画の神様と言われるけど、スゲーと思うのは「悪い奴を謀って永遠に恥を晒す」ような仕掛けを残したこと。

例えば「鉄腕アトム」。これは小さな少年(=リトル・ボーイ)がアトム(=原子)で、妹がウラン。それがロケットで空を飛んで「心優し、科学の子。十万馬力だ、鉄腕アトム」。
B-29が広島にウラン型原子爆弾リトル・ボーイを投下したわけで・・・。

それに「ジャングル大帝」。これはジャングルで育ったライオンの子レオが、百獣の王になるという話(未見だが)。そしてレオはもちろん西武ライオンズのシンボルマーク。
でも「ライオン=百獣の王」で「虎=密林の王者」と言われる。密林とジャングルは同じ意味。ならジャングルの大帝(王者)とは、実は虎のことでは?

ちなみに昔のスポーツ新聞に、吉永小百合は西武ライオンズの熱心なサポーターと書かれてた。また彼女は頻繁に「原爆の恐怖について~」と強調している。

手塚先生は正しい人だから、仮に悪い為政者側から「我々のシンボルになる作品を描け」と命じられても、表面上従ったふりをしつつ「ふふふ、奴らが永遠に恥を晒すように、逆のシンボリズムで描いてやれ」とあんな作品を描き、それに気づかず悪い奴らはずっと騙されたままそのキャラを使っている・・・。

今頃手塚先生は「ふふふ、ジャングルにライオンはいないぞ。虎はいるけどな」とほくそ笑んでいるだろう。

これはアタリだと思う(笑)。

アンベードカルの「マハール」カースト

タージ・マハールの大食(タージー)はイスラム教徒というが断食月ラマダンがあるので彼らは痩せてる。よってこれは嘘でおそらくタジク人と関連のはず。イスラム教徒はムーア人とかサラセン人とかムスリムとか複数の呼称があるがどう違うのか。
マハールはアンベードカルの出自カーストで「マハーラーシュトラ」は「ゾロアスター=ザラトゥシュトラ」より「マハール+シュトラ」のはず(サンディー規則に拠り)。後者は「ザラトゥシュトラ(ザラツシュトラ)=ザラス+シュトラ」で、ZもSも(thも)言語例えばスペイン語では同じ「サ」「ス」なので「サラス」。
シュトラつまりストラはお経や経典をスートラという。「ツァラトゥストラはかく語りき」の作曲者は「リヒャルト・ストラウス/シュトラウス」だがストラとつく。藁をSTRAWというしイチゴをSTRAWBERRYという。

サラスバティーとパールバーティーは「サラス+バティー」「パール+バティー」で、後者は真珠のパール(PEARL)。広島県の厳島神社の神紋は「丸に三本線」でシヴァ派やシヴァリンガと同一。これはシヴァ派内の「リンガ=男根」崇拝なので両性具有神バフォメット崇拝の仲間。つまりその妻のパールバティーのパールから、広島市沿岸では真珠の養殖が盛んで、勿論宝石産業の一つ(宝石のJEWELの語源はJEW)。また絵画「ヴィーナスの誕生」は開いた貝から裸体のヴィーナスが生まれるがこれはアコヤ貝?
サラスバティーはブラフマーの妻で弁財天/弁天。「財」がついたりつかなかったりするが要するに「財産や金融つまりカネ」の意味。インドにサラスバティー川があり「川の女神」といわれるが、日本の銭洗弁財天の「銭洗い」は「資金洗浄=マネーロンダリング」の意味。それが「サラス」でザラトゥシュトラの「ザラス」と同じ(SALAS=ZALAS=SARAS=ZARASは全部一緒)であれば、ゾロアスター教は資金洗浄するような金融マフィアの神ということ。

またサラスバティーの図像は「川のほとりで楽器(ヴィーナー/琵琶)を弾いている」のが多いが、つまり遊女の(女)神らしい。ただ一般に古代から神殿の巫女は性行為も行ったといわれるが、日本でこれを曲解してる人間がいる。古代文明の神殿に神官がいてそこに仕える巫女たちが神聖な儀式の中で~という説はあるし俺も詳しく知らない。でも稲毛浅間神社前の通りに稲毛ソープランドがあるのは全然違う。あの店舗前に小さな弁天が祀られてて何故かずっと離れた創価学会文化会館の近所にも建ってて、上を見上げると墓地がある・・・こんなのは全然別の話。
(ちなみにKCIA大山倍達は山梨県の身延山に潜伏したことがあるといい修験道の山である)

マハールは結局「MAHARでもMAJARでも同じ」だから、現在のハンガリーのマジャール人とどう違うのか?オーストリア=ハンガリー二重帝国がハプスブルク家の本領土。ではなぜハンガリー地方に「フン族→アバール人→マジャール人」と騎馬民族が来たといわれて、現在もフンガリアつまりフン族の土地と自称するのか。フィンランドはフンランドでエストニアと同民族で、戦時中の国識別は「FN」だし前者はLINUXやNOKIA、後者はIT大国といわれ、サンタクロースはフィンランドからクリスマスイブにやって来る。
アバールはアーサー王伝説にAVALONというのがある。インドのカーリー/ドゥルガー神話は要するに「水中の竜退治」だが、ドゥルガーは殺した敵の名前を自分に付けたわけで、それならDURGA(男性名詞)がドラゴンのはず。多分「ドゥルガ+オン」が訛ってドラゴンになったんだろうね。その「オン」は不明だが、アバールにオンをつければ「アバール+オン=アバロン」でAVALONかもしれない。

タージ・マハールはムガル帝国の皇帝が妻の死を偲んで記念に建てたという。ムガルはモンゴルの意味で、初代皇帝がティムールの遠い血縁の子孫といい、騎馬部族が「モンゴル帝国の再建を目指す」という意味でムガールと命名し建国した。だから「大食マハール」という名前は「モンゴル帝国がマハールを喰らってやるぞ」にしか見えないが。
おそらくウズベキスタン領内のフェルガナ地方は、前漢の司馬遷「史記」に汗血馬の産地と書かれているので、騎馬部族とゾロアスター教を結びつける中枢だろう。外務省情報局長の孫崎享がウズベキスタン大使とイラン大使を務めたし、朝鮮の広開土王碑が「コーカンド」ならコーカンド・ハン国はフェルガナ地方だし。

Wikipedia日本語版の「アンベードカル」で隠蔽され記述のない彼の出身の「マハール」というカーストは、新仏教運動で一斉に仏教に改宗した。それはヒンドゥイズム内で虐げられていた部族が「お釈迦様は我々を救済してくださる」という発想により離脱した形。同じように下層民衆の支持を集めた日本の宗派には、

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『親鸞様のような偉いお坊さんが我々みたいな乞食や貧乏人を救いに来てくださったー!!聖人様は「みんなで団結して悪徳代官に立ち向かいなさい。武器を取って戦いを起こしあんなクズどもはやっつけてしまえ、というのが本当のお釈迦様の教えなのです。なぜならあなたたちだって同じ人間なのですから」と教えてくださった!よし、じゃあみんなで一揆を起こせー!!』・・・浄土真宗と一向宗

『俺だって同じ人間なのにバラモン坊主どもは旃陀羅だなんだ蔑んで人外呼ばわりしやがって・・・同じ人間なのに・・・じゃあ俺が坊主になって貧乏乞食たちを救わねば・・・!そのために寺で修行して坊主の資格を取ってやるぞ・・・!たとえ何年かかろうと必ず坊主になって、俺ら乞食貧乏人を見下してる偉い奴らに目に物見せてやる・・・!』・・・日蓮思想(今は日蓮正宗のはず)
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がある(※個人的想像)が、そもそもインドのマハールは謎が多く、インダス文明に関係あるらしく「約束の民(Scheduled Caste in 16 Indian states)」という記述もある。米俳優のリチャード・ギアは仏教徒として知られるが、例の「2007年4月にインドのラジャスタン(Rajasthan)州で行われたエイズ啓蒙イベントの際、公衆の面前で女優シルパ・シェティ(Shilpa Shetty)にキスを繰り返した」事件は、目的はアンベードカルとマハールと新仏教運動にマイナスイメージを植え付けるためのデマ行為。日本のバラモン坊主が仏教について嘘を垂れ流してるのと同じ。それがラジャスタンつまり「王の土地」州でやはりインド北西部。その女優の出自はそもそも何だったか?
追記すると、一般的にインド亜大陸は「最北部と南部に同じような人種が多くて、中央部は色の白い人が多い」みたいに言われる、んだっけ?逆かもしれない(※要確認)。

(参照)
・「Mahar」・・・https://en.wikipedia.org/wiki/Mahar
・「Mahar (tribe)」・・・https://en.wikipedia.org/wiki/Mahar_(tribe)
・「Scheduled Castes and Scheduled Tribes」・・・https://en.wikipedia.org/wiki/Scheduled_Castes_and_Scheduled_Tribes

マヌ法典その他

聖書に「大洪水の後、船で海原を漂った時、鳥を飛ばしたらクチバシに葉っぱを咥えて戻ってきたので、そっちの方向に陸地があると判った」というけど、飛ばして戻ってくる鳥は伝書鳩しかない。だから「赤い鳩~アピル~」の鳩山一郎はメーソン三十三階位。反してパブロ・ピカソは平和の象徴として「白い鳩」を飛ばした。
—-「ヤーダヴァ」という言葉は「YADAVA」と書くが、もしこれを「YAHDAWAH」と書き、堕天した者たちの象徴である例えば「鳩=DOVE」がそこから抜ければどうなるか。母音は不要なので「YHDWH」から「DV」を抜くと「YHWH」が残る。—-これは15年前に書いたのかな?あくまで一個人の私見。

そしてなぜユダヤ系の名前には「~マン」というのが多いか。インドの「マヌ法典」は最古のヒンドゥー経典で、インドの根本的な社会原理や人間原理を定めた「マトリックス仕様書」みたいなものらしい。作ったのは当然バラモン最上位の奴らだろう。だからアンベードカルは大勢の群衆の前でこれを焼き捨て「マヌ法典のせいで我々は人間として扱われないのだ!」と決別を宣言したエピソードは有名。MANUは印欧語だから英語ならMANでつまり「人・人間」の意で、これがカースト(インドに行ったことないので見聞きしただけだが)の細かい規定を定めているらしく、読んだことはないが「このカーストは偉い人間であのカーストは商売人だけどあいつらは人間以下~」とか規定されてるんじゃ、と予想。
つまり「選民思想」は結局バラモン坊主のWHITE POWER!なので、ユダヤ系の人には「~マン」という名前の人が多いんだろう。でもよく判ってないで名乗ってる人も多いと思う。女優のナタリー・ポートマンは元々別の名前だったのにわざわざそうだと判る役者名を付けさせられてるようだし、「紳士協定」ではゴールドマンという自明な名前の人物が登場し店の客と喧嘩になったり。最近ナタリー・ポートマンは「イスラエル系」と断り書きしているので、やはりイスラエル人・ヘブライ人・ユダヤ人は異なるのか。
「イスラエル六芒星≠ダビデの星」と思う。ウクライナのゼレンスキーはユダヤ系と報道されていたが、彼の祖父や祖母が戦争中に収容所で死んでいるというから、つまりゼレンスキーはユダヤ人でなくイスラエル人である。ゼレンスキーは騙されて利用されていただけ。手塚治虫の「アドルフに告ぐ」でアドルフ・カミルが「イスラエルと名乗ろう」と言っているので、そういうことになる。

ちなみに賢者ソロモン王は「SOL_AMON」で「天の太陽」だと思うからMANではないはず。もちろん「2001年宇宙の旅」のボーマンは、チャンドラ博士つまり月博士が登場するので敢えてその名前だろう。もちろんジョン・レノンを殺害したのはマーク・チャップマンという人物。

バングラディシュについて

日本の国旗は「白地に日の丸」だが、一説では「白旗の源氏の土地を、赤い日の丸が真ん中で支配している象徴」といい、赤は平氏や秦帝国やコミュニズムのカラーつまりCRIMSONだし、日本で太陽の出ている時間をヒルというのは実はヒルコの蛭である。
そしてバングラディシュは国旗が「緑地に日の丸」だがその赤い丸がちょっと左に寄っている。左つまり西側にインド本国が隣接するから「インドに属する立場」であるのを表明している。「ベンガル+ディシュ」で「バングラディシュ」だし、ベンガルトラがいて虎は密林の王者と呼ばれる。多分ジャングルや密林が多いから「緑色の大地」なので国旗が緑地なのではと推測。
そして太平洋戦争は「ニイタカヤマノボレ」で開戦し、真珠湾攻撃が成功すると「トラトラトラ、我奇襲に成功せり」と伝令したが、後者は日本が虎の国だからである。では前者のニイタカヤマとは台湾の山だが、玉山であると今知った。

Wikipedia「玉山 (台湾)」
https://ja.wikipedia.org/wiki/玉山_(台湾)

インドから現在のパキスタンとバングラディシュがそれぞれ独立した時、バングラディシュは「東パキスタン」つまりパキスタンの子分みたいな名称だった。両国が分離独立したのは結局、インドではカーストヒンドゥーと呼ばれるカースト集団のみが人間であり、当然下層のアウトカーストは人間ではないとされる。「カースト=社会」でそれ以外は別の生き物だと考えられていても不思議はない。

元々カイバル峠から侵入する異国軍を撃退していたのがシーク教徒というから、彼らはインド亜大陸北西部に多かったはず。つまりパキスタンに別れたのはおそらく軍事的イスラム集団だったはず。現在インダス遺跡のあるインダス川はパキスタン領内にあり事実上彼らが当地域を確保しているので、その辺がアメリカと同盟関係にある理由と思う。つまりパキスタンがイスラム教の軍事的集団であり、現在のインド本国の軍や警察にもシーク教徒が多いなら、結局インド・パキスタン両国は同一グループが軍と警察を仕切っているはずで、それがカシミールの「領主がシヴァ派=牛の角=三日月」「住民はイスラム教=三日月」でともに同一のCRESCENTつまりクル族だろう、つまり印パ両国をカシミール紛争を利用して操っているシヴァの女王では?・・・という説に繋がる。

またバングラディシュは最初はパキスタンの子分みたいな国名だったが、どんな土地か全然知らない。研究室の教授は「日本の稲作地帯とそっくり同じ風景でお百姓さんが同じ農作業着で田植えをしてた」と言っていたが、もちろん広い国土だしいろんな人々がいるだろう。でもインドはヒンドゥー文化でそこから他宗教に改宗するのは基本的に低カーストの人たちに決まっている。ベンガル州はベンガルトラで虎だしユダ族のライオン(=見掛け倒し)の敵だから、前述の稲作民の話なども考えれば、本来の日本人みたいな民族がインド本国のバラモン支配から逃れるためイスラムに改宗して分離したんだろう。国旗が左寄りの日の丸なのは今も属国的な立場だからで、つまり日本もバングラディシュも「同じ日の丸が支配する」国である。