ペストについてちょっと

広瀬隆の「赤い盾」に、元々ユダヤ人の多くはスイスの銀行口座に預金をしていたが、第二次世界大戦中のホロコーストで死んだ彼らの預金は全部銀行のものになった~との記述。
また講談社現代新書の「ユダヤ人」という書籍には、黒死病つまりペストについて興味深い記述。
 

紹介状制度が諸悪の根源

一度精神科に罹ってしまうと、下手すればず~っと一生付き纏われる。これは自分で通院を止めても「保健所に連絡する」と脅されて、連絡されたら拘束されて強制入院させられてしまうので、結局通院を続けざるを得ない。また免許証を更新するのに医師の診断書が必要だとされてしまえば、仮に通院を止めたら診断書が貰えなくなるので、やはりそれを貰うために通院を続けざるを得ない。
こういう感じで、この国では「一度精神科に罹ってしまったら普通の生活が送れなくなる」仕組みがあちこちに張り巡らされている。そして基本的に「精神病は一度罹ったら完治は不可能」とされていて、医師も「上手に病気と付き合いながら生活しなければならない」と公言するので、精神病院アリジゴクから逃れるのは極めて困難である。

これを支えるのが紹介状制度で、もし別の病院に転院しようとしても、その際「紹介状を持参してくるように」要請される。おそらく紹介状なしに転院を受け付ける精神科というのはほぼ皆無ではないか。この紹介状は密封されていて、中に何が書いてあるのか確認することができない。その文字も(わざと?)読みにくいようにミミズがのたくったような文字で書かれることが多く、では何が書いてあるかを実際にどうやって伝達しているのか?が疑問である。
言うまでもなくこの内容には事実無根のことも平気で書かれる場合があり、俺も転院先で身に覚えのないことを言われたことがあるし、「病状」が深刻だとあれこれ尾ひれをつけて書かれるのも普通。医師によって短文のこともあれば、長文や超長文の場合もある。そして密封されているから患者が確認できないのをいいことに、事実上の「手配書」のような機能を持つと、個人的には思う。患者本人の観察記録でなくその家族からの伝聞情報も書かれるので、それに尾ひれがついて「どこからそんな話が出たのか」という言葉が医師の口から出ることもある。

繰り返すように日本の精神医療は「気に入らない奴」を監視下においてコントロールするのが主目的なので、一度精神科に罹ってしまったら最後、何年何十年後まで「密封された手配資料」である紹介状に書かれたことを前提に医師が接してくるので、もはや普通の自由な生活を送ることは事実上不可能に近い。もちろん医師の裁量次第なので、本人が「気に入らない奴」でなければ解放される可能性はあるかもしれないが。

ダンは高麗犬の子

関西で医師がALS患者を安楽死させて嘱託殺人で懲役18年と報じられたのを見て、やっぱりこの国は「人の幸せ」を全く考えてない、というか考えてない奴が支配する国だなーと思った。
俺がいつも見てる5chの某板には、しょうもない工作員みたいなのが常駐しててず~っと荒らし行為をしているけど、ソイツラが以前書いた内容でよく覚えてるのが「この世の中はずっと悪く、これからも悪く、それを良くしようと思う者は裁かれるんだわ」というカキコ。これを読めば一目瞭然、世の中を悪くすることしか考えておらず、コイツラこそ法の番人。

入門 白山信仰—白山比咩の謎に迫る(内海邦彦/著)」という書籍があるが、これを読んで興味深かったのが以下のページ。

高麗神社(高句麗神社)は埼玉県日高市にあるが、言うまでもなく日高は「日高見の国」に由来する。
「ダンはおのれの民を裁く」と「裁く=JUDGE」という語が聖書に書かれたのはもう2000年前。そして「あなたの救いを待ち望む」とも書かれてる。「ダンは獅子の子」とあり、高麗犬こそ獅子。
世の中を悪くすることしか考えてない輩は「=悪魔」だから、共存するのは無理かなあ、と。