マロン派の箇条書き

・フェニキア人はレバノン杉を建材に船を造ったがそれは現在カディーシャ山地の保護区にしか生えていない
・古代エジプトの船もレバノン杉で造られていた
・カディーシャ山地はキリスト教マロン派の集まっている渓谷
・カディーシャ山地の東にカデシュがあるがその言語はアラム語(シリア語アラム方言)、イエスが話していた言語もこれ
・カデシュ・バルネアに出エジプト後のユダヤ人は留まった
・十字軍にマロン派は合流し加勢
・東方教会だがマロン教会はアンティオキア総大司教を長とする。原始キリスト教の中心はアンティオキア教会との説あり
・レバノン人はフェニキア人だという「フェニキア主義」を主張しレバノン独立に加担した多くはマロン派
・レバノンの要職をマロン派は極小数で独占
・--「カデシュは、エジプト第18王朝のファラオ・トトメス3世の遠征に対抗してレバントの都市国家群が連合を組んだ際、連合を指揮したカナン人の二つの都市国家のうちの一つとして歴史に登場する」--、もう一つはメギドで、ハルマゲドンは「メギドの丘=ハル・メギド」
・ビブロスはアルファベット発祥の地でBIBLEとの関連、この地のパピルスを使用した?
・バアルベックはヘレニズム時代にギリシャ人がバアルを太陽神とみなし、この町をヘリオポリスと呼んだ
 

https://ja.wikipedia.org/wiki/カデシュ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビブロス
https://www.jw.org/ja/ライブラリー/本/聖書-物語/3/モーセ-打つ-岩/

ガザ地区とは

こないだ受験参考書をなんとなく買ってみたらこんなページが。

ガザ地区がそもそもペリシテ人の土地=パレスチナらしい。
だったら聖書でペリシテ人はイスラエルの敵となってるので今でもガザ地区は一番圧迫されてて、そこに住んでるパレスチナ人は「聖書でダゴン崇拝をしていた連中」だとみんな思い込まされてたが、実はユダヤ人こそペリシテ人なら事実は逆で、単にユダヤ人にとって一番の思い出の地みたいな感じ?なのでずーっと制圧していただけ、のような。
そしてガザ地区の住民たちが「俺たちが悪者にされてたが実は悪いのはイスラエルだったんだ!」と攻撃を開始し現在の泥沼化・・・ということだろうか。

う~んワカンネ。

聖書には虚実いろいろ書いてあるが誰が適当な与太話を書いたのかが問題で、悪いのはその記述者。
―――「アスンシオン市内だけで10以上の韓国系教会があり、その中で一番立派で大きい教会に一度行ってみたら、そこは長老派教会だった。また、日系人最後の南米入植地であるコロニア・イグアス(厳島神社そっくりの鳥居が建っている)の中には日系の教会が建っていて、看板に「メソジスト~」と書かれていた。メソジストの信者として「蒋介石とその妻・宋美齢」「孫文夫人宋慶齢」とあるが、パラグアイは南米で唯一台湾を承認している国である。また台湾と繋がりの深い新渡戸稲造もメソジストらしい(正確にはクエーカー)。統一教会は韓国のキリスト教系新興宗教なわけで、それが正統なキリスト教とどのように結びつくのか知らないが、韓国で長老派(=カルヴァン派)とメソジストが特に盛んであり、台湾が反共思想で、パラグアイが親台湾で統一教会の影響が強いことを考えると、長老派とかメソジストが関係しているような気がする」―――
と以前書いたが、ダゴン神殿とサムソンのエピソードはダン族の手によるものに決まっているので悪いのはダン族の首領。ではそれは誰だろう。弾左衛門の親分は千代田のお城の城主だったはずだが。

パラグアイがどんな国か解説

俺が南米のパラグアイに行っていたのはもう10年以上前で、あの国があれからどう変わったか知る由もない。ぶっちゃけ「ろくでもない国」だったけど、今になって冷静にあの国を振り返ることが出来るように思う。パラグアイについて、俺が知っていることを少し書いてみたい。

パラグアイは南米の真ん中にある国で、「世界一の親日国」と呼ばれることもある。それは元々何もなかったあの国に、日系移民が大豆の栽培を持ち込み、現在では大豆の輸出量が世界でも有数になったことから、日系人が感謝を集めたからだと言われている。
事実として南米移民というのは、被差別部落の出身者や沖縄の人が多い、と言われている。けれどパラグアイは、沖縄からの人がいない。かつて日本から南米への移民が段階的に行われ、一番最後にパラグアイへの入植が行われたが、パラグアイ日系移民で偉い者は、みな広島の出身である。この辺は日本の被差別民の構造がそのまま移植されていて、被差別民や沖縄人が住んでいる地域に一番最後に広島人が入植した、という形である。そのシンボルとして、南米最後の日系入植地であるコロニア・イグアスには、広島の厳島神社そっくりの鳥居が建っている。また首都アスンシオン市内には「ひろしま」という日本食レストランもある。
そしてこれはあまり知られていないことだが、南米の日系人には日本の新興宗教の信者がたくさんいて、特に年配の人はほとんどが何らかの新興宗教に入っている。俺が知っただけでも数十の日本の新興宗教が現地で展開している。
そういう宗教の中でも特に注目すべきは、韓国の統一教会である。あるJICAの協力隊員の話によると、パラグアイで韓国人が麻薬と売春に関わっているケースは多いらしく、韓国系移民はキリスト教徒が多い。アスンシオン市内だけで10以上の韓国系キリスト教会がある。日系移民の中に在日コリアンが混ざっているケースも見られる。
市の中心部に日系の旅行会社があって日系新聞を発行し、ネットでも情報発信をしているが、テッド新井という人物と友人らしい。テッド新井はサンフランシスコでガンスクールを運営していた在日韓国人で、ペルーの大使公館占拠事件の時にペルー陸軍の指揮を取った人物で、アスンシオンに来て市内のスラムで射殺された、という人物である。この旅行会社の周辺にはコリアンが多いという印象があった。
また、親族がパラグアイの政治家だったという日系移民がいて、サンフランシスコの神学校を出てキリスト教の宣教師と自称していたが、彼が言うには「パラグアイには明確な悪魔崇拝がある」とのことで、実際に市内には「Colegio Magico(魔術学校)」という黒魔術の学校がある。
上記の旅行会社のブログによると、パラグアイの北部にあるチャコと呼ばれる草原地帯には、日系の人間が作った秘密の射撃練習場があり、日本の元自衛隊員や元警察官が来パして射撃訓練をしている、と書かれていた。日系人で最も成功した実業家の某氏は、チャコに東京都23区と同じ面積の土地を所有しているとして有名で、また以前コロニア・イグアス近辺で統一教会の日本人幹部が誘拐されて身代金を要求されるという事件があったが、その際統一教会もチャコに広大な土地を所有していると明らかにされた。
JICAは元々南米でパラグアイに最も多くの人員を派遣し、ODAもたくさん注入していたが、統一教会の日本人幹部誘拐事件を機に、派遣をブラジルにシフトしたそうだ。JICA関係者にも統一教会の影響はあるらしく、例えば市内のある日系施設には統一教会の人間がしばしば訪れ、「彼は日本で街宣活動をしている」と言われていた。
政治的には、パラグアイは南米で唯一台湾を承認している国で、他の国でチーノと言ったら中国人だが、パラグアイでは台湾人を指す。日本・韓国・台湾がアジアからの移民で、日系移民は農業を、韓国移民は商店を、台湾移民は電気製品店をやっているケースが多かった。アスンシオン市内にはコリアンタウンがあり、韓国移民はテコンドーの道場を複数開いたり、マンガ図書館や韓国ドラマのレンタルビデオ屋を開いたりと、最も活発に勢力展開をしていた。小規模ながら台湾人街もある。しかし日系人街はなかった。
ちなみに若い女を見ると、日系・韓国系・台湾系では、ダントツで台湾系が垢抜けていて綺麗である。これは台湾人が移民後も本国と交流が頻繁にあり、最新のファッションを取り入れているからだと思われる。日系人には、いわゆる「三昔前の日本人」みたいなのが多かったと思う。
パラグアイは南米で最も平均収入が低い国だと言われ、平均月収300ドルだと言われていた。在日パラグアイ大使を務めた某氏は現地で自動車の販売業をしているが、その店は「南米で一番高い価格でクルマを売っているんだ」とJICA関係者が笑いながら言っていた。南米で一番収入の低い国なのに、なぜ一番高い値段で売れるのか不思議である。
ちなみに日系に限らず、旅行会社を経営する者には悪い奴が多いという印象があった。コリアンタウンにある旅行会社の前で、映画レベルでヤバい光景を見たことがある。
それと不思議なことに、パラグアイの国旗には世界で唯一裏面があり、裏面には「赤い帽子をかぶったライオン」が描かれている。何故南米にいないライオンが描かれているのか興味深い。

パラグアイについて、日本にいてはわからないことというと、このくらいだろうか。正直あの国は「南米の魔窟」のようなところで、ゲートなしに素通りできる国境がいっぱいあったり、どうやって収入を得ているのかわからない奴が多かったり、まあろくな国ではなかった。
あの国で会った自称宣教師が「パラグアイというのはどうしようもない国なんだ。でも仕方ないんだ、皆そうやって生きているんだ」と言ったが、推して知るべしだろう。俺があの国に行って得るものはあったのか、ということだが・・・まあ世の中のことが多少は斜めに見れるようになったから、ある意味良かったと思うよ、うん。

南米こぼれ話

南米でパラグアイは唯一台湾を承認しており、他の国はみんな中国と国交を結んでいる。だからパラグアイは世界一の親日国で~という設定になってる。JICAは南米でパラグアイに一番多くの人員を派遣していた。あんな小さな貧乏国なのに。

でも俺がアスンシオン市内のショッピングセンターで、ある日年配のアジア人男性に会った時に「どこから来た?」と訊くと「China Continental.」と答えた。また市内で路線バスに乗ったら横に若いアジア人男女が座ってたので、同様に訊いたらやはり「China Continental.」と答えた。(大抵やや憮然と「China~」と答える感じ。我らこそアジアの盟主、みたいな)

またある夜、市内の台湾人街にアジア人の若者の集団が闊歩してて、一目で中国の太平洋沿岸大都市の金持ちか、香港人の子供だなとわかった。基本的に当国の台湾人(タイワニーズ)は、大人しくて温厚そうなのに、その若者たちは明白に違い、イケイケ的な雰囲気。

そしてパラグアイ東部のエステ市(Ciudad del Este)に行ったことがあるが、その街は国境管理がザルで他国から逃げこんでくる人間が多く治安が悪いので有名。同時に電気製品などが安く買える街で「南米の香港」と呼ばれたりする。
当市の台湾人街に行ったら、大きな中華料理店があり、入って飯を食った。レジで精算の時に「どこから来た?」と女店員に訊くと「香港」と回答。またそのストリートにSGIのオフィスがあった。

ちなみに南米では日本の新興宗教がいろいろあるが、俺は詳しくない。ただ日本で警官が「日本の新興宗教の信者と南米の信者は全然違う」と言った。

あと不思議だったのは、なぜか南米滞在時に「片手や片足がない人」をしばしば見たこと。片足がなくて松葉杖をついてたり、片腕が肘からなくなってたり。それも極々普通の、企業勤め人とか制服着た男子高校生とか、そういう人。パラグアイでもアルゼンチンでも。
これが不可解だったので日系人に訊いたが、皆「?」と。「ハンセン病では」とか「農薬が傷口から入ったんじゃ」とか。そもそも長期滞在者が「そんな人見ないけど」って。
想像だけど、医者が治療の時に適当な理由でわざと切り落とすケースがあるんじゃ?だって普通なくならないだろ。想像だけど・・・。

ソシモリについて想像

元々日本の神社で「神宮」とつくのは伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の3つだけで、後者2つは祭神が武甕槌命と経津主命で天孫降臨に関する神であり、ゆえにとても社格が高いため神宮とつく。鹿島神宮の御神体はタケミカズチの剣だが、この神社の近くに「わに川」という一級河川が流れている。中村元は「金毘羅神はガンジス川のワニのクンピーラである」と述べるが、他にわにとつくのは百済系渡来人の和邇博士がおり、日本に仏教と漢字を伝えた人物として知られる。
建前上日本の仏教は大乗仏教で、北伝仏教がユーラシア大陸を北回りでバーミヤンや敦煌を経由して百済から日本に伝来したことになっている。だが建前上源平合戦で源氏が勝利して平氏が滅んだことになっているのと同様「建前」で、事実上日本仏教は非常に小乗的でとても衆生救済とは言い難い。その小乗仏教はインドから南回りで新羅を経由し国東半島で栄えたといわれる。その逆の「大乗仏教-百済-わに」は本来セットなので、近くをわに川が流れる鹿島神宮もそのグループに入るはずだから、金毘羅神つまりコンピラ様が鹿島の水軍だったことになる。
だが一部で「藤原氏のルーツは茨城県の鹿島地方」という嘘が流布されている。それは春日大社が鹿を重要視するのと混同されている部分もあると思う。藤原氏は元々中臣氏で大化の改新後に権勢を振るったから、日本書紀の「韓人、弓を射る」を考えれば渡来人系なのは自明。カラ人はCR人だから白つまり新羅のはずで、ならば百済と敵対する立場だから鹿島神宮とも反目するはずである。よって藤原氏のルーツが鹿島地方というのはあり得ない。
それなら天孫降臨神話の船/乗り物にあたる、香取神宮の経津主命の「フツ」とは何かといえば、おそらく千葉県富津市のフッツと同じはず。両者は共に千葉県内にあるが、房総半島西岸つまり内房に弓月君の港があり「君(キミ)の津」なので君津市というはず。富津市と君津市は隣接している。そしてその近郊で弓月君が居住していたのが久留里ではないかと思う。字を見れば「クルの里」だし、妙見神社つまり北極星を祀った神社もある。
香取神宮の経津主命が船/乗り物で、鹿島神宮の武甕槌命が先陣を切り、ニニギノミコトの天孫降臨が行われたと記紀神話にあるけれど、実際の船/乗り物は金毘羅様だったので鹿島地方にはわに川が流れており、ならば香取神宮の祭神が経津主命なのは君津市が弓月君の港だった事実と符合させるための虚偽ではないかと思う。なぜなら別の文に書いた通り千葉県は根の国と思われるからだ。八幡神社の祭神である応神天皇の和風諡号は「誉田別尊」だが外房線に誉田という駅がある。
そしていわゆる「ソシモリ」の意味や場所には諸説あるが、「ソ=蘇民将来の蘇」「モリ=森とか守」で「し=”する”の連用形」なら、それが久留里つまりクルの里でも不思議はないと思う。

ハザール国と黄金の羊

ロシアとウクライナは双方とも「戦争したくないのにさせられている」ような印象。
元々ゴルバチョフとレーガンが冷戦時代にデタントを志向していたのに、レーガンは暗殺未遂、ソ連は解体し8月クーデターやらで混乱してからエリツィンに交代。その後のロシアはグローバリストが入り込んで金融資本でロシアを侵食、彼らがオリガルヒと呼ばれた。だからプーチンが大統領に就任しその利権を取り戻して掌握しグローバリズムを排除して、その後は結果的に20年以上国のトップに。
そして昨年からウクライナに軍事侵攻、だが宣戦布告なしの特別軍事作戦という名目なのでお互いに引くに引けず、気がついたら二度目の越冬・・・が現在。そもそも当初プーチンは「ウクライナの東部二州を奪還する」と強調していたが、これは明確に古代のハザール国の故地である。ハザール国について詳細は知らないし謎の国と言われるので誰も知らないだろう。だがシュロモー・サンドの書籍に「ヘブライ語の史跡が発掘される」とあったし、その領土内にクリミア半島やグルジアを含んでおり共に「CR」だから、太古の大洪水の時に船でクル族が漂着しただろう地域である。
映画で有名な「アルゴー探検隊」はギリシャのイアソンが船でコルキスまで航海し、黄金の羊の毛皮を手に入れようとする話。コルキスのスペルはKolchisらしいが場所がグルジアだし本来はKでなくCだろう。つまり「コル=CR」。そこに黄金の「羊」の毛皮を取りに行くが、キリスト教で迷える子羊といいイエスは羊飼いなので「羊≒弱者の下層民」の隠喩かもしれない。それならコルキス王が下層民の皮を剥いでいたというメタファーかもしれない。
コーカサスの古代国家には不思議な名称や宗教が多いし民族も世界で最も多種多様と言われるし詳細は知らないが、古代のグルジアに暴虐王がいてそれが大洪水の後に船でやって来たクル族つまりユダヤ人だったかもしれない。だからその南方にはアララト山もある。
新國民社の書籍に「天皇家は古代ウラルトゥ王国に起源を持つ」とあったが、ウラルトゥはアララトのことでつまりその一帯に存在した古代王国。仮に天皇家がそこから東へ移動し現在の日本列島に来たのなら、弓月君が移動したルートと重なる。シルクロードや西域に弓月城とかクルジャという地名があるしシルクロード交易を行っていたのはユダヤ商人である。つまり古代のコルキス/グルジアの王が弓月君でそれが遥か東の日本まで移動してきて現在の天皇家になった・・・と新國民社の書籍は主張していたのではないか。
加えて聖ゲオルギウスは現在のジョージアの語源だが、キリスト教におけるドラゴン退治の聖人としてイングランドとロシアで特に尊崇されるという。ロシアではモスクワの守護天使であるらしい。これは日本なら京の都の総鎮守が八坂神社つまり素盞嗚尊であるのと同じ事だろうか。ならグルジアがロシアの首都をコントロールするような力があるのか?と思ったが、確かにソ連解体時の外務大臣はシュワルナゼでグルジア人だし、つい最近のニュースで「ロシアで当時の外務次官ゲオルギー・クナーゼが外国エージェント(スパイ)に認定された」と報じられたが、名前からやはりグルジア人である。解体時のソ連外交をグルジアがコントロールしていたのだろうか。
以前の文章でグルジアが「国名をジョージアと呼んで下さい」とアナウンスした理由の推測を書いたが、要するに現在でも日本の弓月君がグルジアの暴虐王として影からハザールを操って、守護天使の立場を利用してモスクワつまりロシアとウクライナの戦争を泥沼化させているのか?と個人的な推測である。